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【イベント報告】絵本「The Story of Seida-Imo（せいだイモのはなし）」読み聞かせ＠上野原西小学校コミュニティ・スクール・イベントへの参加。

2023年11月12日

活動報告

上野原市立上野原西小学校（山梨県上野原市コモアしおつ２丁目１３−１）では、第２回となるコミュニティ・スクールイベントが2023年11月11日（土）に開催されました。

・「コミュニティ・スクール（学校運営協議会制度）」とは
学校を拠点に地域と人と、学校の子どもたちをつなぐ取り組みで、文部科学省によって推奨されています。文部科学省では、学校と地域住民等が力を合わせて学校の運営に取り組むことが可能となる「地域とともにある学校」への転換を図るための有効な仕組みとしてコミュニティ・スクールを推進。コミュニティ・スクールでは、学校運営に地域の声を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めています。

上野原西小学校は、令和5年度文部科学大臣表彰 122団体の一つに選出され、令和5年度優良ＰＴＡ文部科学大臣表彰団体の受賞が決定しています。さらに、2023年11月24日（金）に開催される公益社団法人日本PTA全国協議会創立75周年記念式典での表彰が予定されています。

・「優良PTA文部科学大臣表彰」とは
文部科学省が、PTAの健全な育成と発展に資することを目的として、毎年度、優秀な実績を上げているPTAの表彰を行うもの。5年毎に、PTA活動の振興に顕著な功績のある個人の表彰を行っています。本年度はPTA創立75周年に当たり、これを実施するものです。

イベントでは、上野原の「地域とともにある学校づくり」として上野原に縁の深い様々なコンテンツの提供や出展が行われました。その中で、「せいだ芋」の歴史を描いた絵本「せいだ芋のはなし」の英語版「The Story of Seida-Imo」の読み聞かせが、上野原で国際交流活動に取り組む団体「Taste of uenohara（テイスト・オブ・ウエノハラ」と同じく国際交流団体「OMUSUBI（オムスビ）」とのコラボレーションで実施されました。

・英語版絵本「The Story of Seida-Imo（せいだイモのはなし）」とは
江戸時代、大飢饉の難。甲州代官・中井清太夫は、ジャガイモの栽培を奨励し、多くの民が飢餓の危機から救われました。感謝した人々はこの芋を代官の名にちなんで「清太夫」「せいだ芋」と呼ぶとともに、後に代官を「芋大明神」として山梨県上野原市の蔵王山龍泉寺にお祀りしました。供養は今日も続けられています。この歴史と物語が絵本になった「せいだイモのはなし」が、2023年6月に上野原で国際交流活動に取り組む「Taste of uenohara（テイスト・オブ・ウエノハラ」によって英語版で発行されました。

当日は、英語版「The Story of Seida-Imo」の読み聞かせと「せいだ芋」に関するクイズラリーに加えて、、農業生産グループ「上野原せいだプラント」によるヒストリーパネル、UENOHARA SEIDA POTATO 通信、関連商品の展示等を行わせていただきました。

1年学習室を使ってのコンテンツ展開。読み聞かせは、2:00pm〜と2:30pm〜の２回に渡り実施されました。